相続等の問題、できれば穏便にすませたいものですね。
しかし、現実には様々な事情や感情もあり、時には親族にさえ相談できないほど複雑な問題を抱えてしまうこともあります。
これらの問題は、直面した時にどこへ相談をすればよいのでしょうか。
財産にまつわる問題解決の相談先は、弁護士、税理士の方々にも専門分野があり、どのようにすべきかわかりにくいのが現状です。
私たちは、特に相続・貸地・借地・有効利用等に詳しい専門家です。
行き詰った状況を打開するには、その専門知識と総合的・実務的なアドバイスが欠かせないのです。数多くの実績と、それにともなう経験から、どのような問題に対しても、かならず解決の糸口を見い出します。
守秘義務をもって、親身になってその方のご相談に応じます。
土地所有者(地主)から60年以上100坪の土地を借地している借地人様から以下の相談を受けました。
・80歳を過ぎ高齢となってきて、これから先の生活に不安を感じてきた。
・借地人の子は、早く亡くなられており、かわいい孫が家まで毎日きてくれて生活を支えてもらっている。
・この孫と同居も考えているが、建物も古くとても同居することは難しい何とかなる方法はないものだろうか?
同じタイミングで、地主様より、そろそろ高齢になったので、一人娘の為に相続の事を考えておきたいとのご相談がを受けました。
地主様は、2500㎡の土地を代々受け継ぎ所有されています。うち貸地8カ所 駐車場25台
・この土地の一部が今回ご相談のあった借地人様が利用している土地です。
地主様の資産把握 相続税概算算出
・地主様のご所有地・建物を一覧にまとめ、それぞれの評価額算出
・現預金・有価証券等・借入金等の確認
・現在の収入
・一人娘への思い
上記詳細確認の結果、現時点の土地運用で得ている収益で生活をしているため、現預金が乏しく相続発生時には、相続税の納税は不可能と判断。
岩嵜 恵一郎
本件の様に高齢化による将来不安 (収入面 生活面)がある世の中で、地主様と借地人様の願いを同時に叶えることが出来ることはあまりないのが現状かもしれません。
しかし、皆さんの心の中には、いろいろな局面で将来不安がよぎることと思います。一人で思い悩むより信頼できるパートナーとの出逢いが将来の状況を、大きく変えるかもしれません。