お悩み
孤独死が発生したお部屋をどうしたら良いか・・・?
1960年築木造2階建てアパート、5世帯をご所有のM様より、同建物202号室のNさんの家賃支払いが無く連絡も取れないので、不安に思いNさんの貸室を訪問し鍵を開けたところ、1Kの室内は、天井に届くほどのゴミ屋敷となっていてその中で亡くなられているのを発見。急ぎ、警察の現場検証とご遺体を運んでもらいました。
このような経験はなく、これから先、この部屋をどうしたら良いか悩まれご相談に来られました。
ご相談に対する確認事項(問題点)
① 亡くなられていた室内状況(腐敗の有無・家財・ごみ)
② 連帯保証人又は保証会社の有無
③ 親族の有無
④ 相続財産の有無
⑤ 建物築年数、入居状況の把握
⑥ 所有者の想い
など、状況把握と大家さんのアパートに対する想いを伺いつつ状況把握を進めていく
解 決
オーナー様の想いと将来ビジョンを密に打合せした結果、フルリノベーションを実施
このことから、以下のとおりご提案し実施
次の入居者を募集する場合には、告知事項として、説明する義務が発生する。
室内残置物撤去は、建物保険会社に特殊清掃、残置物撤去費用の申請により100万円確保
ご相談の部屋に隣接する貸室が空室の為、3室を1室にする工事提案
告知義務を考慮し、室内フルリノベーションの部屋を家賃100,000円で弊社商品「住マート倶楽部」初期費用なしで募集
所有者(貸主)様の想いと将来ビジョンを密に打合せ共有、実施することにより、ご納得のいくサポートができ大変喜んでいただくことが出来ました。
所感
思いもよらぬ入居者の孤独死による物件価値の減少、そして親が残してくれた不動産への想いを大切に将来を見据えたご提案ができ実施できたことは、とてもやりがいを感じました。